良い通信教材なのに活用できない

うちの長男は塾にはどうしても行きたくない派です。
理由はこちら
>>うちの子は塾に行きたくない

それで、受験シーズンにもどうしても塾に行きたくないあまり、「通信教材(チャレンジ)を頑張るから・・・!」という約束だったはず・・・なんですが・・・

通信教材の活用できなさっぷりをご紹介します。
ちゃんと「やらせる」ことができない親の力不足もありますが。

とその前に、先にウチはうまく活用できないタイプだけど「チャレンジ」が良く出来ている点を挙げておきます。
紙(冊子)の教材の内容です。

大手通信教材「チャレンジ」はよくできてる!

「チャレンジ」良い点:基本内容から発展問題まで

まず感心するのが、基本的な内容を解説とともにきっちり押さえ、さらにもっと難しい発展問題までカバーしていること。

学校の授業では基本内容の理解だけで終わりがちなところを、丁寧な解説とともに応用問題まで自分で解けるように工夫されています。

あまりまるで活用できなかった長男ですが、たまに(まれに)きっちりチャレンジで勉強した箇所は「学校の授業よりもわかりやすかった」というものもあったそう。

「チャレンジ」良い点:赤ペン先生の添削が励みに

ちゃんと提出さえすれば、コメント付きで返ってくる赤ペン先生の添削問題。

親とは違って、変な間違い方をしたって絶対に怒られることはありません。
やさしくアドバイスをしてくれます。

優しく見守ってくれる先生の存在は、やはり励みになります。
(提出さえすればね・・・!)

「チャレンジ」良い点:5教科ぜんぶ勉強できる

学校で教わる主要教科は5教科ですから、5教科ぜんぶを勉強できるのは魅力です。
塾に行くよりも安い値段なのは、ありがたい限り。
(有効活用さえできればね・・・!)

「チャレンジ」良い点:テスト対策冊子は実用的

テスト前には「テスト対策」用のまとめ小冊子などが送られてくるので、テスト直前の短時間での要点確認にはかなり重宝がっていました。

「チャレンジ」良い点:保護者向けの情報発信に力を入れている

子どもの学年に合わせた教育情報をまとめた保護者向け冊子が、子どものテキスト教材と一緒に届きます。
タイムリーかつ情報量も豊富で、とても参考になる内容です。

「チャレンジ」、良い教材だと思います

「チャレンジ」は、バランスよくつくられた良い教材だと思います。
特に、解説は、わかりやすくとっつきやすい工夫もされてると思います。
私、実際に見てみて「すごいな」って感心しましたもん。

>>進研ゼミ「チャレンジ」中学講座

・・・なんですが。

教材がよくてもやらなきゃ意味がない

次に、いかに長男が活用できなかったかです。
今回、この記事を書くために思い返して、フクザツな気持ちになりました・・・。

そもそも「チャレンジ」してない

教材は「チャレンジ」なのに一向に「挑戦(チャレンジ)」せず、毎月送られてくる冊子の束は、白紙のまま着々と積みあがる一方。

冊子の山→ゆくゆくは資源ごみを買ってるつもりはないんですけど!

やってないのに成績があがるはずがありません。
やらずに成績があがるようなら、それはそれで教材必要ないですね。。

添削問題も提出しない

提出しなきゃ、やさしくて適切なアドバイスも決して来ることはないですよ?
(たまには出してましたけど、たま~に、です)

声かけしてもやらない

やる気なさすぎ。
毎日やらないくせに、たまにやっても10~20分で終了。
受験生なのに勉強時間が少なすぎ!

もっとも、やらないのは子どものせいばかりではなくて、
やる気を出せるような声かけをできない親の責任でもありますが。

勉強した箇所を見せてくれない

やったところを見せてと言っても「ちゃんとやってるから!」と言って、全然見せてくれません。
ちゃんとやってたら成績に良い変化が出るはずなんですけど?

恥ずかしいのか、小言を言われそうでいやなのか(たぶん後者)、
「ちゃんとやった」箇所をなかなか見せてくれませんでした。

解きっぱなしで間違い直しナシ!

全然見せてくれないので、学校に行ってる間にコッソリ見てみたんです。
たしかにやってる。やったあとはある。

でも、

解いてない問題がある(穴あきで解いてる)!
解いた問題もマル付けしてない!!
マル付けしてても間違った問題をやり直してない!!!

私が思うに、マル付け&間違いなおしをしないのが致命的。

間違い直しをして、次から間違えなくなれば、たとえ短時間でも勉強した甲斐もあるものを・・・

正しい答を確認しなかったら、どんなに時間をかけて勉強したつもりでも、いつまで経っても間違えたままでしょうがーーー!!!

ということに気づいたので、間違い直しだけはやろうよと何回も伝えたのですが、まるで改善する兆しがなく。

勉強の好き嫌い以前に、長男のやり方(解いても解きっぱなし)では要領が悪すぎる。

長男は、(アドバイスのつもりで)小言を言う私に対して、「うるせー!ババア」などという反抗は一度もしたことがありません。
ありませんが、かたくなに解きっぱなしスタイルを崩すことのない長男なのでした。
マルつけしなさいよ、頑固小僧・・・!

現在長男が通っている高校は、いわゆる「良い高校」ではありませんが(失礼)、
中学生時代&受験期を思い返して、よく高校受かったな長男・・と思います。

ついでに、
「最近はマル付けと間違い直しやってる?」と聞くと
「マル付けやってるよ」
「間違い直しは」
「あー・・・間違い直しは・・・やって・・・る・・・?」

今も結局やってないやないかーい!!!

でも教材「チャレンジ」は現在も続けている

チャレンジという教材の実力は全然引き出せていないのですが、高校生の今もチャレンジ会員のまま続けています。(高校生講座だと正式名称は「進研ゼミ」?)

なぜか?
相変わらず塾に行く選択肢を考えられないままなので、消去法的な選択ですが。

本人が理系での進学を希望しており、チャレンジなら理科の勉強をちゃんとできるからです。
(あくまでも、本人がちゃんとやれば、ですけど)

「本人がちゃんとやれば」という意味では、特にマル付けがあやしい長男には
やっぱりあまり効果がないような気もしますが。
副教材として解説を読むと学校の授業の理解の手助けに良いそうです。(本人談)
問題もぜひ積極的に解いてほしいんですが。

たしか、追加料金なしで「5分でわかる映像講座」なんかも視聴できるはず。
>>進研ゼミ「高校講座」

でも、映像講座で勉強してるの見たことない(泣)活用してよ~。

高校生にもなると、勉強って親が言ってやらせるものでもないと思います。
ただ、勉強しやすい環境づくりや、やる気アップにつながりそうなサポートなど、親ができそうなことは今後も模索していくつもりです。

高校受験時に、チャレンジだけでは不安だ!と長男を個別塾に通わせてみた(そしてやっぱり合わなかった)話もまた次回。

>>個別塾さえも合わなかった話